家を建てる時、地震への対策は家族を守るためにもしっかりと考えておく必要があります。
日本では、大きな地震が起こる度に住宅に求められる耐震基準が高くなって来ました。
それでも、住宅会社によってその基準は多少異なります。
では、どんなことにポイントを置けばいいのでしょうか?
家を建てる時には以下の4つのチェックポイントを基本にするといいでしょう。
- 地震に強い構造・工法
- 地震に対応するための地盤改良工事
- 制震構造と免震構造
- 建築資材の選定
それでは、詳しくご説明していきますね。
地震に強い構造・工法
その為には、体力壁の存在が必要不可欠です。
各工法・構造毎に体力壁が違います。
- 木造軸組工法・・・筋交い、構造用合板
- 鉄骨造(S造)・・・筋交い(ブレース)
- 2×4工法(枠組壁工法)、鉄筋コンクリート造(RC造)・・・壁自体が体力壁
- ラーメン構造・・・体力壁は無く、柱と梁を接合して建物を支える
体力壁は、家の広さや形状、間取りなどを考慮して一定以上設けることが義務づけられています。
また、ハウスメーカーや工務店によっては、独自の工法を取り入れているところもあるのでどれくらいの耐震効果があるのかを事前にチェックする事が大切です。
地震に対応するための地盤改良工事
地震対策をしなければならないのは建物だけではありません。
土地の地盤の強さもなければ、せっかく建てた家も地震によって傾いてしまうかもしれません。
ほとんどのハウスメーカーや工務店では家を建てる前に地盤調査を行います。
地下約20mまで調査でき、低コストな「スウェーデン式サウンディング試験」という地盤調査が一般的です。
もし、調査結果で地盤改良が必要な場合は土地にコンクリートの杭を埋めて地盤改良工事を行います。
どれくらいの量入れるかは、その土地の地盤の強度によります。
また、地盤が弱い土地では土留め工事にも注意する必要があります。
制震構造と免震構造
地震に強い家づくりにこだわるのなら、「制震構造」や「免震構造」を取り入れるのも一つの手です。
制震構造は、建物の壁内に制震装置を取り付けることによって地震のエネルギーを吸収して地震の地震の揺れを小さく抑えてくれる構造です。
制震装置はほとんどの場合ゴムなどを利用し、振動の伝わりを和らげる「ダンパー」タイプです。
免震構造は、免震装置を建て物と基礎の間に設置して地震の揺れを建物に直接伝わらない様にする為の装置です。
制震構造や免震構造を採用する場合は、ほとんどの場合オプションですので割高になってしまいます。
建築資材の選定
建物を構成する資材は地震により大きな力がかかります。
柱や梁を緊結する為の耐震用金物、屋根材、体力面材など耐震性を確保するためにそれぞれの特徴を知って安全性の高い物を採用する必要があります。
従来の屋根材である瓦は、重量の面から地震に対してはマイナスなイメージでしたが、近年では軽量な瓦や落下防止に配慮したものもあります。
また、最近では耐震パネルも高性能なものが使用されるようになって来ました。
鉄筋コンクリートと比べて軽量なCLT(CROSS LAMINATED TIMBER)が注目されています。
耐震性だけではなく、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性などの複合的な効果も期待できるとされています。
まとめ
大きな地震はいつ訪れるかわかりません。
家を建てる時には、地震が来たときの事も考えて最低限の基礎知識が必要です。
最初に私が家を建てたときには、土地が田んぼの隣だったので田んぼ側の土留めをかなり強固に作ってもらいました。
意外と土留めにはあまり注目しない人が多いのですが結構重要なポイントです。
もし、地震で家が傾いてしまったら直すのにかなりお金がかかってしまいます。
家だけではなく、土地の地盤にも注意を払うことが大切です。


コメント