家を建てるために多くの人が住宅ローンを利用しますが、住宅ローンを借りる前に無理のない返済計画を立てるのが重要です。
そのためには、ライフプランを考えイメージを固めていく必要があります。
何も考えず住宅ローンを借りてしまうと、毎月の返済が家計を圧迫してしまうこともあります。
長期の視点で家計を考え、今後どの時期にどれくらいのお金がかかっていくのかをシミュレーションすることが大切です。
このページでは、どの様にライフプランを立てて住宅ローンの借入額を決めればいいのかをお伝えしています。
ライフイメージを固める
人生全体を俯瞰して見ると様々なイベントがおきることが分かります。
例えば、結婚、出産、入学、進学、マイホーム購入、退職などがあげられます。
もちろん、子供がいる人、いない人、自営業、会社員など人によって様々ですのでその都度必要となる費用も異なってきます。
イベントの際に大きな支出があっても、住宅ローンを返済していけるかどうかを見極めるためです。
また、家を購入したばかりの時と、10年後、20年後、30年後と時が経つに従って家族の有り様も異なってきます。
そこまでイメージして住宅計画を立てていくことが大切です。
教育にかかる費用
子供がいる人は教育費に付いても考える必要があります。
教育費は、公立、私立など進学する学校によって違いますが子供一人につき約2,000万円必要だと言われています。
例えば、幼稚園から大学まで全て公立に通ったとすると約750万円必要だとされています。
一方で、幼稚園から大学まで全て私立に通ったとすると約4,100万円必要だとされています。
また、塾や稽古事、クラブ活動によっても費用がかかってきます。
この教育資金を支出しても住宅ローンを返済していけるか考える必要があります。
老後にかかる費用
老後は、政府の調査によると夫婦で2,000万円必要だと言われています。
定年をすぎた65才以上の世帯支出は平均すると約26万円必要かかっているそうです。
この金額は現在の高齢者を基準として算出された金額ですので、もし住宅ローンに残債があったり賃貸住宅に住んでいればもっと必要になる可能性があります。
この金額は今後減少する可能性があるので、定年後年金だけで生活するのは厳しいと言えます。
ですから、住宅ローン返済と平行して老後の資金を貯蓄する必要が出てきます。
「月々家賃と同じ返済額で家が購入できる」という広告注意!
広告などでよく「今の家賃で家が買える!」と言うのを見受けられます。
この様な広告を見ると、
「家賃を払い続けても自分のものになるわけじゃないし同じ払うなら自分のものになる家を買って住宅ローンを組んだ方が得だよね」
と思ってしまいます。
長期間、住宅ローンを支払えるかどうかライフプランに沿って計画を立てないと後々後悔することになります。
住宅会社の広告に惑わされず、きちんと自分の計画を立てて無理のない住宅ローンを組むことが大切です。
資産性の重要性
資産性というのは、その住宅が高金額で売れるかどうかです。
その為には、利便性のある場所であるか、家自体が個性的すぎないかと言うことに配慮して購入する必要があります。
もし資産性が高ければ、売らなくても賃貸にすることもできます。
売りたくても売れない家というのは、生活が不便、デザインが個性的すぎる、災害に巻き込まれる可能性があるなどがあげられます。
月々のローン返済額はいくらが適当?
借入金額が適正かどうかを判断するためには、返済負担率を計算します。
無理のない返済額は25%以内です。
で月々の返済額を計算します。
年収700万円なら
700万円×25%÷12ヶ月=約14万6千円
になります。
但し、この金額はあくまでも目安です。
預金額、支出なども考慮して月々どれくらいの金額なら負担にならないかを考える必要があります。
リフォームとメンテナンスにかかる費用
家を購入後、経年劣化と共にリフォームやメンテナンスがかかります。
得に水回りは経過と共に水漏れなどが起こり備品の交換やリフォームが必要になる可能性もあります。
また、屋根や外壁なども時と共に劣化することは避けられません。
家を建てる時に、屋根は半永久的にメンテナンス不要の陶器瓦、外壁は耐久性の高いものにして後々にかかる費用を抑えることをおすすまします。
まとめ
住宅ローンを一度借りると長期間において返済し続けなければなりません。
一番大切なのは、
いくら借りられるかではなく、いくら返せるか
です。
ハウスメーカーや不動産会社の声に惑わされず、自分なりのライフプランを考えて住宅ローンを借りることが大切です。

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