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注文住宅の屋根を決めるときは形状、材質、性能も考慮しよう!

屋根の決め方
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注文住宅を建てる際、屋根を決める時には見た目重視になってしまいがちですが、材質や性能にも拘る必要があります。

選ぶ材質によっては、早早にメンテナンスをする必要が出てくるためです。

このページでは、注文住宅を建てる際の外観、特に屋根決める際のポイントをお伝えしています。
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屋根の形状を決めるときの注意ポイント!

屋根の形状によってはメリットやデメリットもあるので注意する必要があります。

陸屋根とは?

陸屋根

平らな形状の屋根で、遠目には水平に見える屋根です。

実際には雨を流すための勾配が必要ですが、水はけが悪いので木造住宅にはあまり適しているとは言えません。

特に雪の多い地域では特に屋根に負担がかかるので避けた方が無難でしょう。

片流れ屋根とは?

片流れ屋根

勾配屋根の中で、最も単純な屋根形状です。

デメリットは、一番高い部分の雨仕舞いと呼ばれる部分が弱点となるところです。

切妻屋根とは?

切妻屋根

基本的な形状の屋根の1つです。

棟の端部が斜線制限に掛かる場合があります。

勾配がきついとメンテナンス費用が高くなる場合があるのであまり勾配をきつくするのはおすすめしません。

太陽光発電を付けるなら切妻屋根がおすすめです。

寄せ棟屋根とは?

寄せ棟屋根

同一勾配の屋根面で構成され、どんな形状の間取りにも対応出来ます。

但し、間取りに凹凸があると屋根の形状が複雑になり接合部分が増えるので接合部分から劣化しやすくなります。

入母屋とは?

入母屋屋根

寄せ棟の一部を切妻にした形状の屋根です。

最近ではあまり見なくなりましたが、瓦屋根を強調する為に入母屋にする場合もあるようです。

屋根の材質を比較

屋根の材質の主な種類は、

  1. 金属系(ガルバニウム鋼板等)
  2. スレート系(コロニアル等)
  3. 粘土系(陶器瓦)
  4. セメント系(モニエル瓦等)

の4種類です。

屋根の材質を選ぶ際には、後のメンテナンスも考えて耐久性を重視することをおすすめします。

耐久性に最も優れている屋根とは?

1,陶器瓦屋根のメンテナンス

耐用年数は50年〜100年と屋根材な中では最も長持ちします。

粘土系の陶器瓦屋根は塗装が不要で、破損しない限りメンテナンスフリーですが、下地のメンテナンスは必要です。

少なくても15年〜20年毎に屋根の状態をチェックするようにしましょう。

瓦屋根のデメリットとしては、金額が高い(8000円〜12000円/㎡)、地震や強風で割れる可能性があることです。

2,スレート屋根のメンテナンス

スレートの耐用年数は、30年〜40年で、塗り替え時期の目安は新築から10年後くらいです。

※昔のスレートには、健康被害があると言われている「アスベスト」が含まれていましたので、中古住宅を購入する際には注意が必要です。

3,ガルバニウム鋼板の屋根のメンテナンス

ガルバニウム鋼板の屋根の耐用年数は25年〜35年位ですが、塗り替え時期の目安は新築から10〜15年後です。

海、森林、工場の近くなど環境によってはさびやすいので注意が必要です。

4,セメント系の屋根(モニエル瓦)のメンテナンス

セメント系の屋根であるモニエル瓦は耐用年数は50年以上ですが、陶器瓦と違って定期的に塗装などのメンテナンスが必要です。

塗装の目安は新築から10年後くらいです。

放って置くと、カビや色あせなどの劣化が目立ってきて、最悪の場合防水性が低下したりひび割れてきたりします。

まとめ

後々のメンテナンスの事を考えると最初は金額が高くても結果的にコストが安くなります。

屋根のメンテナンス費用は、屋根の形状、広さ、塗装の種類にもよりますが足場代も考えると50万円〜100万円は準備しておく必要が有ります。

家を建てる時だけに掛かる費用だけではなく、その後に掛かる費用を考えておくことが大切です。

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