昨今では多くなってきた空き家問題。
親が亡くなったら、空き家となってしまった実家をどうするかと言う問題が浮上します。
最初に検討することは、実家を相続するかどうかです。
そして、相続した場合はその空き家に住むのか?
売却するのか?
賃貸にするのか?
の3つの選択肢があります。
その中でも、一番多く検討されるのは「売却」です。
このページでは、実家を売却する場合について詳しくご説明していきたいと思います。
実家を売却する場合のメリットとデメリット
空き家を売却するメリットは次の2つがあります。
- 空き家の維持、管理費の負担がなくなる
- 売却した翌年以降は固定資産税や都市計画税の負担がなくなる
しかし、事前に家財道具の整理や土地や建物に関する書類の準備をしなければならないと言うデメリットもあります。
実家を売却するときの流れ
【1】名義変更するための登記申請手続き
最初に親から実家を取得した場合、登記の名義変更が必要です。
名義変更をしておかないと売却することができません。
名義変更は「司法書士」に依頼しますが、自分ですることも可能です。
司法書士に依頼する場合には、依頼料として10万円前後かかります。
自分で名義変更をする場合は、地元の「法務局」でやり方を教えてくれます。
必要書類も揃えなければならなく、ある程度の時間がかかります。
名義変更のやり方については、私自身の実体験を元に下記のページでお伝えしています。
【2】土地の価値を調べる
不動産を売却する際には、自分の持っている土地や家がどれくらいの価格なのか把握する必要があります。
土地の評価方法は、「実勢価格」「公示価格」「相続税路線価」「固定資産税評価額」の4種類があります。
①実勢価格
買い手がつく可能性の高い価格、または実際に買い手がついた価格を指します。
不動産会社に査定を依頼することで知る事ができます。
↓下記のサイトで無料査定してくれます。
ノムコムの不動産無料査定
首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)と関西(大阪・兵庫)および名古屋市の物件を所有の方。
ミライアス
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の物件を所有の方。
②公示価格
毎年1月1日を基準とした土地の価格を3月に公示します。
相続税や固定資産税評価の基準ともなります。
国土交通省のホームページで閲覧することができます。
③相続税路線価
相続税や贈与税の税額を算定する際に基礎になる価格です。
毎年1月1日を基準とした価格を国税庁が公表してます。
④固定資産税評価額
固定資産税、不動産取得税、登録免許税の税金の計算に用いられている評価額です。
3年に一度の評価替えが行われます。
全国地価格マップで調べることができます。
【3】建物の価値を調べる
建物の評価は築年数と構造によって算出しますが、それだけで決まるわけではありません。
買い手がいて、買い手がその金額に納得すれば売却することができますが、どんなに新しくてもどんなに構造が優れていても買い手が見つからなければ売却することができません。
ですから、人気のある地域であれば例え建物が古くても高値で売却できる可能性があると言えます。
しかし、耐震性によっては資産価値や査定に大きな影響が出て来ます。
【4】必要書類を揃える
古くから存在している家の場合、購入した当時の売買契約書や境界確定図、土地にある境界標が紛失していることもあります。
売買の際は、必要になりますので「土地家屋調査士」に依頼して準備する必要があります。
土地家屋調査士に依頼する場合、50万円以上かかることもあります。(土地の大きさによって差があります。)
【5】不動産仲介会社に依頼する
不動産を売却する場合、高額になるのでトラブル防止のために専門家に依頼する必要があります。
また、自分で買い手を見つけるためにも早めにどの不動産会社に依頼するのか調べておくといいでしょう。
買い手を見つけるために、「空き家バンク」を利用する手もあります。
只、登録前にある程度補修やリフォームを済ませておかなければなりません。
まとめ
実家を相続して空き家のまま放置している人も多い様ですが、所有しているだけでも税金がかかります。
相続前に、実家の価値を調べて売却できない可能性が高いなら「相続放棄」を考えた方が言い場合もあります。
もし、売却できる可能性があったとしても色々と準備が必要になります。
信頼出来る不動産会社を選んで相談しながら売却を進めることが理想です。


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