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老後を考えた高齢者が住みやすい家と住みにくい家とは?

老後の家
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一度家を手に入れたら一生住むことになるのがほとんどです。

マイホームを考える時期は20代後半〜30代なので、多くの場合子育て真っ最中の場合であるため子供の事を考えても自分達の老後の事は後回しになりがちです。

しかし、実際には子育て期間よりも老後の期間の方が長いのです。

その為、マイホームを考えたときに老後の生活も視野に入れることが大切です。

このページでは、老後の事も考えた場合どんな事に注意して家を手に入れればいいのかをお伝えしています。

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老後に相応しくない狭小3階建ての階段の造りは危険!

特に都心部の戸建てに多いのですが、土地が狭いため3階建てにした家は大抵の場合スペースを確保するために階段の傾斜が急になります。

若いうちは気にならなくても、年を取るとその階段の傾斜が危険になります。

実際には、家庭内で起こる事故は階段での落下によるものです。

特に物を抱えての上り下り、掃除機での掃除は危険を伴います。

万が一、高齢になって階段で転倒して骨折をすると寝たきりになりやすくなります。

例え、駅に近くて交通の便が良くても老後の事を考えると狭小3階建ての家は避けた方が無難です。

老後に外出が厳しくなる田舎すぎる家は今後更に不便になる?!

駅から遠い郊外の物件は、自然が豊かで金額も安価な為に若い世代でも購入しやすいと言えますが老後のことを考えるとあまりおすすめできません。

バスが通っているから、車があるからと言って安心してはいけません。

車は高齢になるほど運転が困難になりますし、バスがいつまでも通っていられるかは分からないからです。

その理由は、内閣府が2007年から「中心市街活性化計画」を進めているためです。

日本では、年々人口が減少しています。

人口が減少すると当然のことながら税収が減ります。

税収が減ると財政に負担がかかります。

その為、負担を減らすために中心市街地を活性化させ公的サービスを集約させる計画を立てたのです。

今までは、市街地よりも土地が安い郊外に家を建てる人が多かったのですが、今後は人口が減り空き家も増えるために中心部に人が集まる可能性が高くなります。

財政負担を軽減させるために次第に、駅周辺の利便性を重視し郊外まで公的サービスが届かなくなります。

実際に、今現在でも郊外の物件は空き家が増えその価値は減少する一方です。

長い目で視ると、多少高くても駅に近く、買い物にも病院にも徒歩で行ける物件の方が老後には相応しいと言えます。

住宅ローン完済後も支払う必要のある管理費、修繕積立金があるマンション

戸建ての場合は、住宅ローンを完済すれば住宅関係の毎月の支払いはなくなりますが、マンションの場合は管理費、修繕積立費を住んでいる限り支払い続ける必要があります。

この管理費、修繕積立費は金額が上がる可能性があります。

年金暮らしになったとき、この費用が上がると支払いが困難になる可能性が出て来ます。

実際に、修繕積立費が30年後に3〜4倍になりマンションを売却しなければならなくなったケースもあります。

また、マンションの場合は災害時の不安もあります。

停電になり、エレベーターが使えなくなれば階段で上り下りしなくてはなりません。

更に、マンションに居住する人は近隣の付き合いが希薄な事が多いため避難生活を送った場合、様々なトラブルが起こりやすいと言われています。

このことから考えるとマンション、特に高層マンションは老後の生活に相応しくないと言えます。

まとめ

以上の事を考えると、老後に相応しい家とは、平屋の戸建て、駅や店、病院が近いなどの条件が見えてきます。

購入する時には多少高くても老後の事を考えた場合、それらの事を視野に入れた方が無難です。

もし、金額的に問題が有るのならば今すぐの購入を考えず賃貸にするかいずれ買い替える事も考えると言う方法があります。

家を手に入れるのは、金額も大きく一度購入したら長期間住む事になります。

ライフスタイルは変化していくものなので将来を見据えた家を手に入れることが大切です。

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