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家を建てた体験より〜間取り作成の5つのポイント!

間取り
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家を建てる時、間取りを決めるのは楽しくもありますが、考える事も多く大変ですよね。

間取りを考えるとき、何に気を付けて決めればいいのでしょうか?

そこで、私が家を建てた時の経験を元に間取り作成の際に気を付けるべき以下の5つのポイントについてお伝えします。

  1. 風水や家相にこだわりすぎない
  2. 何を優先するか決める
  3. 生活動線や風通しを考える
  4. 家具を置く配置をあらかじめ決める
  5. 広さ、収納のことを考える

それでは、詳しくお伝えして行きますね。

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1,風水や家相にこだわりすぎない

家相と風水

家を建てる時、風水や家相にやたらとこだわりすぎる人がいます。

でも、あまりこだわりが強いと住みづらい家になる可能性が高くなります。

実際に、私がハウスメーカーに勤務していたときに家相を重要視するお客様がいました。

何度も打ち合わせをしましたが、どんなに間取りを変更してもどこかしら気に入らない箇所が出てきたのです。

そのせいで予定よりも着工が4ヶ月も伸びてしまいました。

結局、最終的には何カ所か妥協してもらうことになったのですが、家相や風水にこだわるなら間取りではなくインテリアでカバーするのがいいと思います。

間取りを作成する際、優先順位を決める

注文住宅でプランを決める前に何を優先するのかを決めた方がスムーズに行きます。

金額を重視すれば、広さが限定されます。

反対に、広さを重視すれば当然のことながら金額が上がり予算内で収まらない可能性が有ります。

事前に決めておくこと

  1. 平屋がいいのか2階建て、もしくは3階建てがいいのか
  2. どの部屋にどのくらいの収納が必要か
  3. 玄関、各部屋、水回りの位置
  4. 各部屋の広さ

最低でも以上の4つの事について決めておくことをおすすめします。

中には、あまりこだわりがなく、部屋数と広さだけ伝えて建築会社にお任せで頼む人もいます。

私の場合は、結構こだわりがあったので無料アプリで間取りを作成して建築会社に持って行きました。

平屋で考えていたので、2階建てよりも間取り作成は簡単にできました。

2階建てだと階段の位置と2階の部屋やトイレの位置を考えなければならないので結構大変です。

でも、建築会社に自分の作成した間取りを見せたら土地の「建ぺい率」を超えていたので、少し修正が入りました。

生活動線や風通しを考える

風通し生活動線を考えるときは、自分や家族が普段どんな動きをしているかを思い浮かべてみます。

例えば、朝の忙しいときに起きたら最初にする事は何か?

朝食の支度をしている最中に洗濯をしているのならキッチンの近くにランドリースペースが必要かも知れません。

夜中にトイレに行くことがあるのなら、部屋の近くにトイレを配置した方が良いのかも知れません。

家族の気配を感じたいのならリビングを吹き抜けにしていつでも声が聞けるようにするといいのかもしれません。

この様に、普段の生活を考えながら何処にどの部屋や設備を配置するのかを考えていきます。

また、風通しを考えながら窓の位置を決める必要があります。

私が最初に建てた家は、夫婦、子供2人の4人家族でしたので4LDKのリビング階段、リビングに吹き抜けにしました。

朝は、子供達のお弁当作りに忙しかったため、家事をしやすいようにキッチンの隣に洗濯機置き場のある洗面脱衣室を配置しました。

離婚後に建てた3姉妹で暮らす家は、4LDKの平屋にしました。

3人で家事を分担するためにキッチンと脱衣室はちょっと離れていますが、脱衣室と洗面所は別にしました。

そのおかげで、誰かがお風呂に入っているときにも洗面所を使用することが出来ます。

この様に、家族の生活様式で間取りの考え方も変わってきます。

家具を置く配置をあらかじめ決める

家具の置く位置を考えながら間取りを決めると部屋もスッキリします。

あらかじめ家具の寸法を測って何処に置くのか決めておきます。

また、家を建ててから購入する予定の家具の寸法も調べておくといいでしょう。

私が建てたときは、食器棚を買ったばかりだったのでそれに合わせて吊り戸棚をキッチンに取り付けてもらいました。

また、リビングに続く和室には桐のタンスと仏壇を置けるように畳以外に板の間のスペースを作ってもらいました。

広さ、収納のことを考える

実際の広さを把握する

間取りを考える際、どれくらいの広さにするのか決める必要があります。

しかし、例えば40坪位の家にしたいと思ってもその広さが実際にどれくらいなのかすぐには把握できません。

広さを実感するためには、モデルハウスを見るという方法もありますがモデルハウスの場合少し広めに造られている場合もあります。

一番良いのは、ハウスメーカーや工務店が実際に建てたお客様の家を公開する「現場見学会」に行ってみることです。

他にも、建売住宅の広告を見つけたら購入する意志が無くても見学させてもらうといいと思います。

見学した際には、坪数を確認して実際の広さを体感することです。

土地に建てられる家の大きさを知る

土地によって建てられる家の大きさが決められています。

「建ぺい率」と「容積率」がこれに当たります。

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築できる建物面積(上から俯瞰して見た建築面積)の割合です。

容積率とは、敷地面積に対する全階数の面積の割合です。

このように通常は、土地一杯に家を建てることはできません。

 

例えば、50坪の土地で建ぺい率が60パーセントなら1階部分の面積は、ポーチ等を含めて30坪以内にしなければなりません。

まずは、自分が持っている土地がどれくらいの建ぺい率・容積率なのか知る必要があります。

これから購入する場合は、このことを考慮して自分の建てたい大きさの家に合わせて土地を探す必要があります。

また、高さ制限などもあります。

ほとんどの家は2階建てか、せいぜい3階建てだと思うのであまり高さを気にする必要はありませんが、多くの住宅地には高さ制限がありますので極端に高い建物は建てられません。

まとめ

  1. 風水や家相にこだわりすぎない
  2. 何を優先するか決める
  3. 生活動線や風通しを考える
  4. 家具を置く配置をあらかじめ決める
  5. 広さ、収納のことを考える

これが、間取りのプランを考える上であらかじめ考えておくポイントです。

家を建てることは一生の内に何度もあることではありません。

住んでから公開しないためには、しっかりと情報を集めながらどんな家にするのかを考える必要があるます。

 

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