家を建てるためには土地を確保する必要があります。
土地を購入する場合、出来るだけ安ければその分家の方に予算を回せます。
では、どうしたら希望の土地を安く購入することが出来るのでしょうか?
このページでは、土地を安く購入するための方法をお伝えします。
土地を購入するときに仲介手数料がかからない方法
土地を購入するときに仲介手数料がかからない方法は売り主から直接購入することです。
直接購入するときは、不動産会社やハウスメーカー、工務店などが売り主の物件を探すようにします。
但し、ハウスメーカーや工務店などの建設会社が売り主の場合ほとんどの土地が建築条件付きになっています。
建てたいハウスメーカーが決まっている場合は注意が必要です。
不動産会社が土地を開拓して分譲地として売買している場合もあります。
しかし、その土地に仲介として他の不動産が関与している場合があるのでその時は仲介手数料がかかってしまいます。
販売形態が仲介なのか売り主なのかを事前に確認して購入することをお勧めします。
宅地以外の土地は安いけど注意が必要
土地には建物を建てられない土地もあります。
土地には23種類の種目というのが設定されていて種目が「宅地」「山林」「原野」「雑種地」となっていれば建物を建てる事が出来ます。
また、「田」や「畑」になっている場合は「農地転用」が必要になります。
種目が「宅地」以外になっている場合、通常より安く購入できる可能性がありますが事前に専門家に建物が建てられるのか確認する必要があります。
大抵の不動産会社では、情報を教えてくれますが中には無知な営業マンもいるので注意が必要です。
農地転用をする場合は、素人では難しいので希望のハウスメーカーや工務店が決まっているのなら相談するといいでしょう。
事故物件は相場よりも安く買える?
私がハウスメーカーで勤務していたときに、不動産会社から土地の紹介を頂いたことがあります。
丁度その周辺の土地を探していたお客様がいたので不動産会社に問い合わせました。
相場より安かったのでその理由を聞いたのです。
その土地は古家付きで、前の持ち主の家族がその土地内にある物置で自殺したとのことでした。
事故物件は買う方から聞かなければ仲介を請けおっている不動産会社が積極的に教えてくれないこともあります。
私の場合は、大手ハウスメーカーに勤めていたので後々のトラブル回避の為に比較的詳しく教えて貰えたのです。
気にしない人なら安く手に入るのでいいのですが、長期にわたって住むことになるので相場より安い場合は一応確認した方が無難です。
不動産会社から教える義務は無いのですが、聞かれたことには正確に答えなければならない義務があります。
指値で買い付けして値切る
長期にわたり売れない土地ならば「指値」で買付を申し込む方法もあります。
売り主は、希望の売値よりも少し高めに金額を設定するのが一般です。
例えば、3000万円で売りたいと思ったら3100万円の値段を設定します。
ここで、3000万円で買付申込みをすると100万円引きで購入できる可能性があります。
但し、人気のある土地は買逃す可能性もあるので見極めが大切です。
競売物件を安く購入する
競売物件は相場よりも安く売られているのが一般です。
但し、競売物件を購入するのは業者が多いこと、物件の状態がどうなっているのか判断が難しいなどのデメリットもあるので素人が簡単に手を出すのは難しいと言えます。
競売物件は、市町村の「広報誌」などにも掲載されていることがあります。
まとめ
土地を安く購入するための方法をお伝えしました。
いずれにしても先ずは情報を集めることが先決です。
そして、素人判断をせずに上手に専門家の手を借りることも大切です。
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