プランターや鉢植えで花や木などの観葉植物を育て始めても何故か枯れてしまうことはありませんか?
庭がなくても鉢植えやプランターで生活に簡単に彩りを添えることができますが、上手く育たなかったり、直ぐに枯れてしまうとがっかりしてしまいますよね。
苗の選び方と植え替えるときのコツ
丈夫な苗は根が張っています。
そして、日光不足による苗はヒョロヒョロと草丈が伸びきっています。
底穴からひげ根が見えているものが元気に育っている証拠なので、ポットの裏側も注意して確認しましょう。
植物を植えるときに気を付けること
購入した植物をプランターに植え替えるときは、土を縁から3㎝ほど低めに植えます。
これは、水やりをしたときに土や肥料が流れださない為です。
初心者でも育てやすい花は、パンジーやビオラ。
球根では、グラジオラス、チューリップ、水仙、観葉植物ならポトスが失敗が少ないと言えます。
プランター植物の水やりのコツ
植物にも何でも適当に水やりをすればいいと言う物ではありません。
「水やり三年」と言われる程以外と難しいのです。
水をやりすぎると根腐れしてしまうし、少なすぎても枯れてしまいます。
また、水やりするときだけ外に出して太陽の光をたっぷり浴びさせると植物が長生きします。
夏場の水やりは特に注意が必要です。
35度以上の気温は植物にとっても過酷です。
暑い時間帯に水やりをすると土が蒸れ、根腐れの原因になってしまいます。
夏場は早朝、夕方の涼しい時間帯を選びましょう。
冬場は乾燥しやすいので葉にも水をかけるようにします。
スプレーや濡れたタオルなどで拭いてやると生き生きします。
但し、花の部分に水をかけてはダメな植物もありますので注意が必要です。
植物に水をあげるときには、一度沸騰させてから冷ましてあがると塩素が飛ぶので植物が元気になります。
プランター植物の日々のお手入れ
花がら、枯れ葉は直ぐに取り除く
咲き終わった花をそのままにしておくと、種をつくるための養分を吸い取り新しい花が咲くのを邪魔してしまいます。
枯れた葉や痛んだ葉や花は、病気の原因になりばかりか見た目も阻害してしまいます。
毎日の水やりの際にチェックして取り除くようにするのが植物を長生きさせるコツです。
プランターの植物の堆肥や肥料に有効なもの!
肥料は市販の物を買わなくても代用が可能です。
卵の殻・ゆで卵のゆで汁
卵の殻には、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムが含まれており、土を中性に変えてくれる働きがあります。
土が中性になることで栄養分が吸収しやすくなり、植物の生長を助けてくれます。
卵の殻を肥料として使うときは、乾燥させてからミキサーなどで粉砕して土に撒きます。
ゆで卵のゆで汁にはミネラルが溶け込んでおり、卵の殻と同様に土を中性にしてくれます。
覚ましてそのまま植物に与えます。
コーヒーかす、茶殻、米ぬかを堆肥として使う
土壌改良に効果があります。リン、マグネシウム、窒素、カリンを多く含み、水分を吸収しやすくし、土の状態を整えてくれます。
コーヒーかすを堆肥として使うときは、腐葉土と混ぜて1ヶ月以上置いて発酵させてから使用します。
同様に茶殻を使う場合は水分を蒸発させ乾燥させてから腐葉土に混ぜます。
米ぬかは必ず他のものが添加していないものを選びます。
日本酒で葉っぱを元気にする!
日本酒は霧吹きに入れて全体に吹きかけます。
葉っぱのハリが蘇り、見た目も綺麗になります。
プランター植物の害虫対策
石けん・・・無添加の石けんで石けん水を作りスプレーで拭きかけます。
牛乳・・・成分無調整の牛乳をスプレーで吹きかけます。
植物を枯らさないための裏技!
プランターを2重にすると夏の暑さや乾燥を防いでくれます。
植物を植えているプランターより一回り大きいプランターを用意して間に土を入れます。
間に入れた土が断熱材の役割をしてくれるので暑さとと乾燥を防いでくれます。
又、土の代わりに新聞紙、小砂利、水苔でもOKです。
留守中の水やり
ペットボトルなどの容器と5cm位の幅に切った厚手の布を準備します。
片端をプランターの土に植え、片端はペットボトルの水に浸します。
布の長さは、ペットボトルの水に十分浸される様にしてプランターが繋がるように合わせます。
また、乾燥しないように土の上を水苔やピートモスなどで覆うのも効果的です。
まとめ
植物を育ててもよく枯らしてしまう方がいますが、その原因は、乾燥、温度、水や肥料のあげすぎなどです。
季節毎に水やりの頻度も異なり、肥料もたくさんあげればいいというものではありません。
植物も生き物ですので、日々様子を覗いながら大事に育てることが大切です。
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