所有している土地や建物が事故物件になってしまうとできるだけ早く売却したいと考えます。
でも、実際に売却しようとすると相場よりかなり安くなってしまうのが通常です。
事故物件を少しでも高く売るためには、直接買い取って貰うのベストです。
このページで分かる事！
- 事故物件がどんな不動産に該当するか？
- 事故物件に告知義務はあるか？
- 事故物件を高く買い取ってくれる不動産はどこか？
事故物件とはどんな物件？
殺人、自殺、事故死、火災などによる死亡、原因不明の死亡、孤独死などが起こった土地や建物が事故物件と呼ばれています。
この中でも特に多いのが自殺と孤独死です。
自然死や階段から落ちたり、誤嚥などによる事故死で亡くなった場合は事故物件に当たりませんが、長期間発見されなかった場合は、孤独死として事故物件扱いになります。
つまり、特殊清掃が必要になった場合は事故物件扱いとなります。
事故物件に告知義務はあるの？
不動産会社は売り主から事故物件であることを告知書などに記載された場合には買い主にきちんと説明しなければなりません。
不動産会社は事故物件かどうか調査する場合は、売り主から物件の情報を告知書などによって報告して貰うことにでその義務を果たしたと判断されます。
つまり、売り主から事故物件であることを告げられなければそれを知らずに買い主に仲介してしまう可能性があると言うことです。
万が一、売り主が不動産会社に対して事故物件で有ることを故意に報告しなければその責任は売り主が背負うことになります。
（参照：宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン・国土交通省）
事故物件を売却する時の相場はいくら？
不動産に限らず、物を売却する時は買ってくれる人がいて初めて売買契約がなりたちます。
即ち、例え事故物件だとしても買ってくれる人がいれば売れるのです。
しかし、事故物件はそうでない物件に比べて安価になることは想像に難くないでしょう。
事故物件になったら対処が必要なこと！
特殊清掃
遺体発見に時間がかかると腐敗が進み周辺にも腐臭が漂います。
そして、遺体は時間が経つと溶けて畳や壁などに身体の組織が染みこみ通常の清掃では汚れも匂いも除去できません。
その為、必ず特殊清掃が必要になります。
費用はその家の広さや汚れ具合などにもよりますが、4LDKの一軒家で50万円前後はかかると見ていいでしょう。
もちろん、この金額は目安であり状況や清掃会社によりこれよりも安かったり高かったりします。
お祓い
お祓いは気分的な物かも知れませんが、気持ちを落ち着かせる効果もあります。
売却する際に買い主にきちんとお祓いしていますと伝えることによって何もしていないよりも印象がよくなります。
お祓いするときには神社やお寺に依頼しますが、特殊清掃やリフォームが終了した後に依頼します。
金額は、事故物件の場合3〜10万円くらいです。
事故物件を専門の不動産会社で買い取って貰おう！
下記に紹介するのは事故物件の取扱に特化した不動産会社です。
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まとめ
事故物件になってしまうとできるだけ早く手放したくて安い金額で売却してしまうことも多いと言えます。
しかし、事故物件を多く取り扱っている不動産会社に買い取って貰うことによって他の不動産会社で仲介して貰うよりも高く売れる可能性があります。
不動産会社に仲介して貰うと仲介手数料もかかり余計に自分の手元に残るお金が少なくなります。
しかし、直接買い取って貰えれば仲介手数料はかかりません。
どれくらいの金額で買い取って貰えるのか、無料査定を試すのも一つの手です。
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