マイホームを考えたとき子育てしやすい事も要素の一つとして考えられます。
しかし、子供の成長過程によって生活環境に求められるものが変化してくることもあります。
例えば、子供の部屋のことだけ、小学校に近いことけけなど一点だけに焦点を当ててしまうと失敗する可能性もあります。
このページでは、長い目で視た子供のためになる住まいの選び方をお伝えしています。
経済破綻を回避する為の資金計画を立てる
当然のことながら子育てには教育費がかかります。
文部科学省の資料によると、幼稚園から大学まで私立に通ったとしたならば2100万円超、同じくずっと公立、国立に通ったとしたならば820万円超かかるそうです。
この金額は教育費だけなので、実際に子育てには衣服費や食費などもかかります。
人生には3つの大きな支出があるとされています。
住宅費、教育費、老後資金です。
この3つの支出全てが密接しており、人生設計に歪みが生じると直ちに資金繰りが崩壊してしまいます。
それを回避するためには次の5つことに注意してマイホームの資金計画を立てる必要があります。
1,住宅ローンは借りられる金額では無く返せる金額を借りる
住宅ローンは収入や財産によって借りられる金額が違います。
大体は年収の7倍位の金額を借りられる金融機関が多い様ですが、ギリギリいっぱいまで借りると後で返済に苦労する事になりかねません。
特に、昨今では給料やボーナスの減額が多いといえます。
2,ボーナスや退職金を最初から当てにしない
前述したとおり、ボーナスや退職金は減額される可能性が高いと言えます。
ですから、なるべくボーナス払いは無しにして月額均等払いをおすすめします。
そして、ボーナスは繰上返済の原資にしてある程度溜まったら繰上返済するようにします。
3,教育ローンや奨学金は利用しないようにする
教育ローンや奨学金の返済で苦労している人を度々見かけます。
これは、希望の大学を卒業しても希望の就職先に就職先に就職できないことが多いためです。
4,住宅ローン返済期間は定年までに終わらせる
定年後、再雇用がある会社は多いのですが再雇用の場合は給料も大きく減額されてしまいます。
当然のことながら、その中から住宅ローンを返済するのは厳しくなります。
出来れば55歳までに住宅ローンを完済し、その後は老後資金の貯蓄に回すと無難です。
5,万が一の為に返済期間を短めにしておく
年齢にもよりますが、住宅ローンの返済期間は最長で35年です。
最長の返済期間で住宅ローンを組むと月々の返済額は減りますが、総額では多く返済することになります。
返済期間は後でも変更できるので、返済金額が可能なら最初は返済期間を短めにしておく方がいいと言えます。
子供の進学を考慮した立地を選ぶ
なぜなら、地域が限られれば他の部分に目を瞑ると言った自体が起こりその結果、将来の生活リスクが危うくなるためです。
子供が小学校や中学校くらいまでは、友人が周りに多いのは安心かも知れません。
しかし、子供はいずれ高校、大学、就職と生活環境が次第に変化していきます。
ですから、交通機関のことや子供が自立した後のことも考慮する必要があります。
快適過ぎる子供部屋は引きこもりになる可能性がある
子供が引きこもりになる要因は様々ですが、一番の要因は家族との繋がりが希薄になったことが上げられます。
自室にある、テレビ、パソコン、インターネットなどがこれを如実に増幅させているのは想像に難くないでしょう。
親は子供の心情を察することが難しくなり、将来を憂いても為す術がないと感じるようになってしまいます。
子供よりも親が快適に暮らせる家を選ぶ
子供が健やかに育つ為に必要な事は、親の態度が重要です。
親に余裕がありいつでもゆったりした態度をしていれば子供も伸びやかに育ちます。
まとめ
子供のいる家庭でマイホーム計画を立てるために考慮した方が良いことをお伝えしました。
マイホームは子供の事を中心に考え勝ちですが、家を入手して最も長く住むのは親の方だと言うことを忘れてはいけません。
将来は、子供と一緒に住むつもりだとしてもそれはその時にリフォームなどをすればいいのです。
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