火災保険で補償される自然災害はどんな物があるのでしょうか?
自然災害には、落雷、風災、雪災、雹災、水災、地震の6種類がありますが、ではどんな場合に海佐保険で補償されるのでしょうか?
このページでは、自然災害の種類毎に火災保険で何が補償されるのかを具体的にお伝えしています。
落雷被害は火災保険で何が補償されるのか?
落雷による損害とは、雷が直撃した時に屋根に被害が及んだ場合以外にも自分の家に直接雷が落ちなくても送電線の落雷によりコンセントに接続していた電気系統が故障する場合もあります。
例えば、パソコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫などの電化製品が被害にあった場合です。
その場合にも、火災保険の補償の対象になる場合があります。
風災被害は火災保険で何が補償されるのか?
風災とは、台風、突風、竜巻などの強風が原因で起こる損害です。
しかし、雨漏りに関しては後から気付く事も多く補償の対象になるにも関わらず保険金の申請をしそびれることも多いと言えます。
雪災被害は火災保険で何が補償されるのか?
雪災とは、雪の重みや雪崩が原因で被る損害です。
しかし、屋根から雪を下ろしている際の事故や家の破損等は補償対象とはなりません。
家を建てる際、建築基準法により1メートルの雪が積もっても絶えられる構造にすることが義務づけられています。(地域ごとに基準が違う)
雹災は火災保険で何が補償対象となるのか?
雹災被害とは、積乱雲から降る直系5ミリメートル以上の氷粒が落ちてきた際に被る損害です。
雹はゴルフボール程の大きな場合があり、その被害が想定よりも大きくなることも予想されます。
しかし、車の被害の場合は、火災保険ではなく自動車保険の対象になります。
水災被害は火災保険でどんな場合に補償対象となる?
水災被害とは、水による自然災害で洪水、高潮など多くの水が発生した場合に被った損害を言います。
火災保険の水災には以下の認定基準があります。
- 建物や家財それぞれの保険価格の一定割合以上の損害が生じた場合
- 床上浸水、地盤面から45メートルを超える浸水を被り保険対象に損害が生じた場合
です。
水災が起こりやすい地域かどうかは市町村にあるハザードマップを参考にすれば良いと思います。
火災保険の水災の保険料は高いので必要無いと判断した場合はハザードマップを参考に外すことも視野に入れます。
まとめ
自然災害が起こった場合、どんなものが火災保険で補償されるのかをお伝えしました。
ここで気を付けて欲しいのは、火災保険では地震、噴火、津波による損害は補償されないと言うことです。
それらを補償してもらう為には、火災保険に地震保険を付加する必要があります。
地震保険は単体では加入出来ないので注意が必要です。
また、マンションの場合は火災保険に風災、雹災、雪災の補償は無駄になる可能性があります。
マンションは鉄筋コンクリート造りのため、風災、雹災、雪災の被害を受けにくいためです。
無駄な保険料を支払う事になりますので見直すことをおすすめします。
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